製薬会社の学術に向いている人ってどんな薬剤師?

私でも製薬会社の学術に転職できる?7つのポイントをチェック!

 

 

 

 

現在、製薬会社の学術職で働く薬剤師です。

 

新卒で入社した調剤薬局から転職し、製薬メーカーの学術で働いています。

 

私が学術として働いてみて感じた「学術に向いている人や必要なスキル」についてまとめました。


 

製薬メーカーの学術職は基本的に社内で行う内勤業務です。

 

私は調剤薬局から転職するときに思っていたことは、
製薬会社で働いてみたいけれどMRのような営業職はちょっと…と思っていたところ、
コンサルタントさんから学術職を紹介してもらいました。

 

 

学術だったら薬剤師としての専門知識を活かして仕事ができますし、
製薬会社でデスクワークができるので私の希望に適した仕事内容でした。

 

 

実際に学術の仕事をしてみて、
「学術に向いているの薬剤師はどんなタイプの人なのか」
「学術に求められるスキルについて」私が感じたところをまとめてみました。

 

 

製薬会社の学術に向いている薬剤師とは?

 

勉強することが嫌いではない人

学術は医療機関やMRからありとあらゆる問合せに対応しなければいけません。
そのため、常に医薬品や関連情報を勉強していくことは欠かせません。

 

 

一度、勉強したら終わりというわけではなく、
ガイドラインや治療法は日々改訂されどんどん進化していき、
過去の情報は古いものとなっていきます。

 

 

DI業務を経験すると、医薬品に関する最新かつ豊富な知識を身につけることができます。
新しくアップデートされる情報を常に収集することが求められますので、
「常に新しいことを吸収しながら、貪欲に学び続けたい」という好奇心の強い人や
「いろいろな事を学びたい極めたい」と思う薬剤師にはおすすめです。

 

 

相手のニーズをつかみ、わかりやすく伝えられる人

学術の仕事は製品や関連知識を収集し、医療従事者やMRに提供することです。
勉強していくら頭の中に知識があっても知っているだけではダメで、
それを相手にわかるように、情報提供することができなければいけません。

 

 

文献などで問合せの回答に近い資料を見つけたら、
まず読んで理解しそれをわかりやすく相手に伝える。
これが結構大変です。

 

 

資料をFAXすることもありますが、まずは電話で回答するので、
口頭で文献のポイントを説明し相手に理解してもらわなければいけません。
自分で理解しておかなければ、相手に説明するのはまずできないですよね。
資料の読解力と説明能力を両方フル回転です。

 

 

製薬会社の学術に問合せをしてくる人は、
病院の医師、薬剤師、看護師、MR、医薬品卸のMS、
会社によっては一般消費者からの問合せにも対応しなければいけません。

 

 

相手の知識や理解度も違う中で、
相手の質問に対してわかりやすく伝えるのは学術の仕事で必要な能力だと感じています。

 

 

責任感のある人

学術は正しい情報を早く提供しなければなりませんので責任の大きい仕事です。

 

医薬品はヒトの命にかかわるため、適正使用はとても重要なことです。
医療機関からの問合せで間違ったことを伝えてしまうと、副作用につながってしまったり、
薬害を引き起こしてしまうなど医療事故にもつながる可能性もあります。

 

 

製薬会社の仕事は、目の前に患者さんがいるわけではありませんが、
医薬品を安全に使用してもらうためのサポートをしているんだという
気持ちを忘れずに仕事をしなければいけません。

 

 

コミュニケーション能力

学術は社内で行われる研修を担当したり、
社外での勉強会やセミナーの開催などでMRと一緒に医療機関を訪問することもあります。

 

 

社外の研修やセミナーは担当MRや医療機関の先生方など多くの人と打合せをしたり
連携しながら仕事を進めていくので、コミュニケーション能力は大切なスキルです。

 

 

その他、販促資料を作成をする場合でも
他部署のメンバーとやりとりしながら進める仕事もたくさん出てきます。

 

 

相手が忙しくしている状態の時に仕事の催促をするのは気が引けますよね…
普段からコミュニケーションをとっておくとそういった仕事も頼みやすくなるので、
社内の人間関係の構築も仕事をスムーズにするためには重要なポイントだと感じています。

 

 

英語力

これは会社によって必要性に違いはありますが、英語ができるにこしたことはありません。
最新情報はまず英語で発表されます。
そのため入手するには、英語文献や英語のガイドラインの情報を読む必要が出てくるためです。

 

それ以外でも色々調べていくと、英語論文に出くわすことも多々あるので、
英語をすらすら読めると仕事がはかどりますし、得られる情報量も格段に多くなると思います。

 

 

そういう私はそれほど英語力はないので、英語に出くわす度に資料を読むのに苦労しています。
でもなんとかやっていけているので、大抵の薬剤師さんは大丈夫だと思います。

 

 

ただ、外資系の企業だと上司が外国人ということもあるかもしれないので、
この場合はある程度の英語レベルは必要でしょう。
日常会話だけでなく医薬品に関する専門英語も必要な場面も出てくることもあります。

 

 

臨機応変に対応できる人

医療機関からの電話問合せやMRからの要求は、ありとあらゆるものがあります。
ニーズに100%答えられない状況も出てきますが、
必ず有益な情報を提供することが大切です。

 

 

たとえば、医師から求められた「70歳以上に薬を投与した場合の臨床データ」が存在しなかった場合、
「60歳以上のデータならあります」といって代替案を提供するなど、
データがないからといって「ありませんでした」で済ませるのではなく、
どうすれば少しでもお役に立てる情報を提供できるかを考え、
どんな質問がきても迅速に臨機応変に対応することが重要だと思います。

 

 

長く仕事をしていきたい人

学術の仕事は、長年の経験やこれまでのデータの蓄積が情報提供に活かされることが多くあります。
過去に受けた質問や調べたことから推測して回答を導けることも少なくありません。

 

これは1年2年で身につくものではありませんので、
一つことをしっかり身につけていきたいと考えている人には向いている仕事です。

 

 

   

 

 

製薬メーカーの学術職に転職する際の注意点は?

 

学術に応募をする際は、社風はもちろんのこと、
どのような医薬品の開発に力を入れているかなども事前に調査しておくといいと思います。

 

会社で扱っている医薬品のことを専門的に勉強することになるので、
自分の興味と一致しているとより楽しく仕事に取り組むことができます。

 

 

また、学術職は常に求人のある職種ではないため、
転職をしたいと思ったらすぐ転職サイトに登録しコンサルタントに相談してみましょう。

 

 

 

 

学術薬剤師の求人は非公開求人になっていることがほとんどであり、
特定の転職サイトを通じてしか応募できない場合もあります。

 

 

私が調剤薬局から学術に転職した時もそれをとても実感しました。
登録した7社の転職サイトのうち、
製薬会社の求人を紹介してくれたのはたったの2社だけでした。

 

 

ですので、製薬メーカーに転職したい人は転職サイト選びには十分注意してください。
私の転職経験から学術職への転職におすすめの転職サイトを紹介しているので、
製薬メーカー希望の人はここにはぜひとも登録しておくことをおすすめします!

 

 

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